自立した生活を送れるよう支援することが目的です
療養病棟に入院される患者様は、
長期の入院生活となる方が多数を占めており、
発熱などの症状が落ち着いてから実施するリハビリテーションが主体の治療となっています。
治療を円滑に進めていくためには、スタッフの連携が必要となり、チーム医療を行っています。
患者様の感染対策を始め、栄養に係わるNST、高齢の方に多くみられる嚥下問題に対応する嚥下チーム、褥瘡対策を行う褥瘡委員会など、
スタッフがそれぞれ専門性を生かして、患者様が入院から退院後の生活に、スムーズに移行していただけるように、カンファレンスで情報を共有して、一貫した必要なケアを個々の患者様に提供できるよう、心掛けています。
担当医:浜田 和子
思いやりをもって、一人ひとりを一人を大切にした温かみのある看護に
努めます
当院の療養病棟は、医療療養病床32床、地域包括ケア病床13床の混合型病床です。
長期療養治療やリハビリテーションを必要とする患者様を中心に、
安全で安心な療養生活が送れるよう、日々個別性のある看護計画を立案し、在宅復帰を見据えた看護ケアを提供しています。
日々の業務の中で、医師、薬剤師、リハビリ、地域連携室など他職種と連携し、
カンファレンスの充実を図るとともに、患者様やご家族に対し思いやりを持ち、温かみのある看護ケアを職員一同心がけています。
概要
治療やリハビリテーションを必要とする患者様を早期の退院を目指せる用、支援・ケアをさせて頂いております。
入院の対象となる患者様
・医師及び看護職員により、常時、監視・管理を必要とする状態
・中心静脈栄養を実施している状態
・人工呼吸器を使用している状態
・気管切開若しくは気管内挿管を行われている状態
・酸素療法を必要とする状態
・感染症の治療上の必要性から個室での管理が行われている状態
・筋ジストロフィー
・パーキンソン病関連疾患
(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって生活機能障害度がⅡ度またはⅢ度の状態に限る)
・その他の指定難病
・脊髄損傷(脊髄損傷を原因とする四肢すべてに麻痺が認められる状態に限る)
・慢性閉塞性肺疾患(Hugh Jones分類にてⅤ度の状態に該当するものに限る)
・肺炎に対する治療が必要な状態
・尿路感染症に対する治療を実施している状態
・傷病等によりリハビリテーションが必要となった状態
・脱水に対する治療を実施している状態
・消化管等の体内から出血が反復継続している状態
・頻回の嘔吐が認められる状態
・褥瘡に対する治療を実施している状態
・末梢循環障害による下肢末端の開放創が認められる状態
・1日8回以上の喀痰吸引が必要な状態
・以上に該当しなくても、医師が入院を指示した場合
※上記の項目には、入院日数に限度がある場合もあるので、入院期間等については個々によって異なります。
取り組みについて
NST(栄養サポートチーム)
低栄養状態の患者さんに対して適切な栄養管理を行い、栄養状態の改善を図るために取り組んでいます。
担当医:略歴
氏名 | 浜田 和子 |
出身大学 | 愛媛大学医学部 |
専門分野 | 内科、麻酔科 |
加入学会 | 日本麻酔学会会員 |