理念
慈しみの心と笑顔で心温まる看護を提供します。
基本方針
- 患者様の安全・安楽を第一に考え、看護を提供します。
- 質の高い看護を提供し患者様の社会生活を支えます。
- こまめな声掛けと笑顔で対応します。
看護部紹介・あいさつ
当院は地域包括ケア病床、医療療養型病床と緩和ケア病床を持つ地域に密着した病院です。賑やかな国道2号線を少し入った場所にありますが、穏やかな光と風が療養環境を快適にしています。
急性期を過ぎ、退院が目前に迫っても自宅療養は厳しいと感じられる方は多いと思います。できるだけ長く、地域社会で暮らしていただくために、患者様の生活が成り立つように整えてお送りしています。特に、生活の根幹を成す呼吸、栄養の摂取、睡眠、排泄など、基本的な事柄に細やかに気を配り、自宅に帰られてもこまることのないように、チームで考えて援助を行っています。
また、積極的な治療よりも、辛い症状の緩和をすることで生活の質を保ち、大切な時間を大切な方々と過ごすためのお手伝いをさせていただけるよう、緩和ケアチームが専門的に関わっています。
ここ最近、「人生をどのような終えたいか」と言ったお話が社会のあちこちで聞こえてきます。ご自身の意思で在り方を選び取れるように、ご家族の思いをその選択に加えられるように、私たちは心を砕いています。寄り添い、微笑み、声や手に思いやりを込めて、医療・看護学に則った確かな看護ができるよう日々研鑽を積んでいます。
加えて、職員においてはワークバランスを考え、家庭も仕事も大切にできる労働環境づくりを目指しています。様々な働き方を取り入れ個々に話し合いながら、働き続けられる職場にしていきたいと考えます。
看護部職員が笑顔で働き続けられること、看護や介護にやりがいを感じられること、そして個々の能力が向上し、社会に貢献できるよう支援していきます。
前原病院医療安全体制について
当院は、医療提供にあたって、事故の発性を未然に防ぐことが原則であり、事故が発生した場合は速やかな救命措置を最優先するとともに、再発防止に向けた対策をとる必要があります。ヒューマンエラーが起こりうることを考慮して、エラーを誘発しない環境、起こったエラーが事故に発展しないシステムを組織全体で整備する必要があります。そのために医療安全管理指針を策定して医療安全管理部門を設置するとともに、医療安全管理者とセーフティマネージャーを配置し、日々の安全管理に資する仕組みを作っています。
安全管理者はヒヤリハット報告を収集してカンファレンスで協議し、定期的に職場をラウンドして安全体制をチェックしています。それらを元に業務の改善を図り、より安全な医療機関を目指していきます。
医療安全管理指針の一部を1階のエントランスに掲載していますが、全文をご覧になりたい方は相談窓口にお声をおかけください。
また、医療の安全に関わる情報の提供につきましても、相談窓口や医療安全管理者を仲介にして真摯にお答えします。